日本代表の本田圭佑【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップに臨む日本代表は6日、オーストリア・ゼーフェルトで練習を行った。本大会に挑む前に、スイス戦とパラグアイ戦の2試合を行う。日本代表に招集された本田圭佑がインタビューに答えた。
8年前の南アフリカW杯前も同じ状況で来ていて、その時もピリピリしていた。今回も監督がかわったことで、チーム内はリラックスした雰囲気がある。本田は現状について「同じではないですけど、もちろんネガティブな結果がうまく出てないという時期、まあ結果だけ見ればそうかもしれない。でも内容は全然違うんで、同じではないですよね。僕は覚えてますけど、ワールドカップに行く前の日本での韓国との試合なんか明らかに内容が今と全然違うし、求められてるものも違うと思ってるんで。戦術においても全然違うんで、全然作業も自分の立場もまるっきり違うんで。まあでもここで喋ってるのは簡単ですけど、コロンビア戦に向けてやる作業というのは意外にタフというか、ずっと考えてます、いろいろ」と答えている。
続けて「パターンのアイディアはもちろん出してるし、でもそれが全部試せる状況ではなくて、1試合で5個は試せないし、まあ多くて3個。僕の中では今、2個くらい守備の中でちょっと試したい形があるんですけど。手ごたえがたぶんスイス戦に出ると思います。そこでもちろん最悪のケース、今言った2つのプランA、Bが機能しなかった場合も想定しなくちゃいけない。でもそのワーストケースが南アフリカの守備のやり方なんで。全部ダメになってもあのやり方はできると思ってます。全員守備でもう行くと」と話し「停滞感は一切ないし、みんなが努力してます」と、充実した練習を行えていることを明かした。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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