アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
現地時間9日にイスラエルの都市エルサレムにあるテディ・スタジアムで行われる予定だったアルゼンチン代表対イスラエル代表の親善試合が中止になったと、5日にアルゼンチン紙『クラリン』が報じている。
イスラエルと政治的な問題を抱えるパレスチナがエルサレムでの試合開催に強く抗議しており、「リオネル・メッシの写真やユニフォームを燃やす」ようにファンに促していた。同紙によると、アルゼンチン代表が合宿するスペイン・バルセロナの練習場に約30人のデモ隊が集結。メッシのポスターや血の色に染めたユニフォームを掲げたという。
現時点でサッカー協会からの公式発表はないが、試合開催が中止になる可能性は高いようだ。パレスチナがアルゼンチンに対して中止を要請するなど、圧抑をかけているため。バルセロナで別のチームと代替試合を開催する可能性もあるが、果たして…
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