アーセナルは5日、ユベントスに所属していたスイス代表DFシュテファン・リヒトシュタイナーをフリー移籍で獲得することが決定したとして発表を行った。背番号が12番となることも発表されている。

　現在34歳のリヒトシュタイナーは2011年にユーベに加入。在籍7年間で250試合以上に出場し、全てのシーズンでセリエA優勝を成し遂げた。先月には2017/18シーズン限りでの退団を表明していた。

　スイス代表でもこれまで99試合に出場し、2016年からキャプテンも務める。ロシア・ワールドカップに向けた同国代表メンバーにも招集されている。

　アーセナルは22年間にわたってチームを率いてきたアーセン・ヴェンゲル監督が退任。パリ・サンジェルマン前監督のウナイ・エメリ氏を新監督に向けて新たな出発を図る。リヒトシュタイナーは新体制での最初の補強となった。

「シュテファンは大きな経験とリーダーシップをチームにもたらしてくれる。素晴らしいクオリティーを備え、非常にポジティブで断固たる姿勢を持った選手だ。ピッチ内外でチームを強化してくれる」とエメリ監督は歓迎の言葉を述べている。

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