ロシアワールドカップに臨む日本代表は4日、オーストリア・ゼーフェルトで練習を行った。本大会に挑む前に、スイス戦とパラグアイ戦の2試合を行う。日本代表に招集された宇佐美貴史がインタビューに答えた。

　今回のトレーニングでは4バックの練習も行なっている。宇佐美は「でも、やることは変わらない。今までやっていたことを４ー５ー１でもそのまま出せるし、この間の３－６－１でやった理由を話しながらオプションとしてもっておくことも重要やし、４ー５－１をやることもあるし。それはオプションとしてもっておきたかったから全力でトライしてほしかったということ。でも、４ー５ー１は違和感なくやれるだろうということで、今日やってみても感じたというか、慣れ親しんだ形なので」と語り、違和感なくやれたことを明かしている。

　続けて「どんなポジションであれ、どんなやり方であれ、どんなサッカーであれ、どんな相手であれ、臨機応変に対応できるかっていうところが一番求められるところで、４－4－２のダイヤモンドにポンってなって、いきなり試合でやることもあるかもしれない。ボール回される状況であっても、意外と保持できるなっていう状況になるかもしれない。どちらにせよ、良い方に転ぼうが、悪い方に転ぼうが、その中で選手が判断してやっていくことがＷ杯では求められると思いますし、臨機応変に対応できる力を練習の中からいろんなポジションとか、いろんな戦術でやるなかで、身につけていけるようなイメージがあります」とコメントしている。

（取材：元川悦子、文・構成：編集部）

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ハリル氏「最悪の悪夢」。日本代表監督解任にショック隠せず
ヴァイッド・ハリルホジッチ日本代表前監督は27日、都内で記者会見を行った。

ハリル氏、香川と本田に言及？ W杯出場決めた豪州戦で出番なしに「2人の選手ががっかりしていた」
ロシアワールドカップ・アジア最終予選について語り始めたハリルホジッチ氏。オーストラリアに勝利し、本大会の出場権を獲得したハリルジャパン。この試合の後について同氏はこう話している。

ハリル氏、槙野智章からのメッセージを明かす『JFAの決定に落胆』『コミュニケーションに問題なかった』
『選手たちとの信頼関係の薄れ』が解任の一因となったが、これについてハリルホジッチ氏は疑問を口にした。

ハリルホジッチ解任記事まとめ
日本サッカー協会（JFA）は9日、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督解任を発表した。これを受け、報じられたハリル氏や選手の反応をまとめた。