ボルシア・ドルトムントのヌリ・シャヒン【写真:Getty Images】
ドルトムントに所属するMFのヌリ・シャヒンは今夏に同クラブを退団する可能性が高まってきているようだ。
3日付けのトルコメディア『ファナティック』によるとドルトムントは2019年まで契約を結んでいるシャヒンに対し契約延長を行わない事を決めたと伝えている。また移籍金を得るために今夏での放出を検討している模様だ。
そんな29歳のMFに対してローマやナポリといったイタリア勢の他にガラタサライやかつての恩師ユルゲン・クロップ監督が指揮を執るリバプールといったクラブが興味を示しているようだ。
2001年にドルトムントの下部組織でプレーを始めたシャヒンは2005年に16歳と355日でトップチームデビューを果たした。これはブンデスリーガ史上最年少出場記録として現在も破られていない。そんなシャヒンだが今季は公式戦18試合に出場し2ゴール3アシストと厳しいレギュラー争いのなか思うような出場時間を得る事は出来なかった。
シーズン終了後シャヒンは「我々は今夏に新しいスタートを切る事になる。新しい監督や選手の下で新時代が始まるだろう」と語っている。ドルトムントは37歳のGKロマン・ヴァイデンフェラーも今季で現役を引退するなど一つの時代の節目を迎えようとしているようだ。
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