U-21日本代表、準決勝進出ならず【写真:Getty Images】
【U-21日本 1-1 U-21カナダ トゥーロン国際大会グループC第3戦】
フランスで開催されているトゥーロン国際大会2018でU-21日本代表は3日、U-21カナダ代表と対戦し、1-1の引き分けに終わった。この結果、準決勝進出を逃している。
2試合を終えて1勝1敗の日本は、グループステージ最終戦でカナダに勝つ以外に準決勝進出の道はない。
しかし、カナダに出鼻をくじかれる。開始9分、自陣左で初瀬がボールを奪われると、そのまま速攻を浴びてベアにゴールを許した。
日本は次第にペースを握れるようになるが、決定的なシーンはあまりつくれず、1点ビハインドのまま折り返す。
後半のスタートから上田と三苫を入れた日本は、同点弾を目指して前に出る。すると、60分に待望の瞬間が訪れた。橋岡のロングフィードを相手DFが触って流れると、三苫が拾ってコントロール。冷静に相手のプレッシャーをいなしてシュートコースをつくり、GKの位置を見て右足で流し込んだ。
1-1となったあとは完全に日本のペースとなる。しかし、試合は40分ハーフ。時間がない。
結局、試合は1-1のまま終了。準決勝進出には届かず、順位決定戦に回ることが決まっている。
【得点者】
9分 0-1 ベア(カナダ)
60分 1-1 三笘(日本)
【了】