ロシアワールドカップに臨むベルギー代表は、最終メンバー発表を前に新たな不安が生じた。DFヴァンサン・コンパニのコンディションが「非常に心配だ」と、ロベルト・マルティネス監督が話している。

　ベルギー代表は現地時間2日、ポルトガル代表と国際親善試合を行った。0-0に終わったこの試合に先発したコンパニは、55分に交代となっている。

　自分の足で歩いてピッチから出たコンパニだが、予定されていた交代ではなかったという。

　マルティネス監督は試合後、「彼が交代となったとき、我々はみんなが非常に心配していた。彼はそけい部に問題を感じている」と話した。

　コンパニは何度も負傷に悩まされてきた。「彼は若手じゃない。自分の体のことは、しっかり分かっている。その上で、交代すべきタイミングだと考えたんだ」と指揮官はコメントしている。

　マンチェスター・シティに所属するコンパニは、EURO2016を負傷で欠場した過去がある。万全であれば替えが利かない選手なだけに、コンディションが気になるところだ。

　マルティネス監督によると、コンパニは3日に検査を受ける予定だ。

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