助っ人にはなれなかった井手口陽介【写真:Getty Images】
現地時間2日にスペイン2部リーグの最終節が行われ、MF井手口陽介が所属するクルトゥラル・レオネサの3部降格が決まった。
22チーム中下位4チームが降格となるスペイン2部。うち3チームは前節までに決まっており、残り1枠は最終節で決まる状況だった。
クルトゥラル・レオネサは17位で最終節を迎え、アウェイでのヌマンシア戦に勝てば他会場の結果に関係なく残留が決まる。しかし、8位のヌマンシアは最終節に勝つと昇格プレーオフ圏内に滑り込む可能性があるため、互いに勝ち点3が欲しいゲームだった。
試合はホームチームが優位に進め、79分までに2-0とヌマンシアがリード。同時刻開催の試合でクルトゥラル・レオネサと勝ち点1差で降格圏のアルメリアは69分に1-1の同点に追いついた。
勝ち点で並ぶとアルメリアに抜かれるクルトゥラル・レオネサは、83分にロドリのゴールで1点を返すが、あと1点が奪えず1-2で敗戦。アルメリアの試合にも変化はなく、クルトゥラル・レオネサの3部降格が決まった。
今年冬にリーズからのレンタルでクルトゥラル・レオネサに加わった井手口は、リーグ戦5試合に出場。最後の2試合は日本代表合宿に参加するため、クラブを離れていた。
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