リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーを率いていたジネディーヌ・ジダン監督が電撃退任を発表したことで、後任監督の人選が注目されている。スペイン紙『アス』では4人の候補を選び、ファンがどの監督の就任を望んでいるかについてユーザー投票を行った。
ジダン監督は現地時間5月31日に開いた会見で2017/18シーズン限りでの退任を発表。2016年1月の就任から3シーズン連続でチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げたが、そのタイトル獲得からわずか5日後の突然の発表だった。
新監督候補としては、現在トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が特に有力な候補のひとりだとも噂されている。『アス』ではその他に、ユルゲン・クロップ監督、ヨアヒム・レーブ監督、アーセン・ヴェンゲル監督の3人を候補として投票を実施した。
12万票以上のうち、最多となる約41%の票を集めたのはユルゲン・クロップ監督。ジダン監督の最後の試合となったCL決勝でリバプールを率い、惜しくも準優勝に終わった指揮官だ。
2位は約34%でポチェッティーノ監督。トッテナムとの契約は残しているが、マドリーから誘いがあったとすれば「話を聞かなければならない」ともコメントしている。
約15%で3位となったレーブ監督はドイツ代表との契約をつい先日延長したばかりであり、現実的にマドリー行きは難しそうだ。今季限りでアーセナルを退任し、4人の中で唯一フリーとなっているヴェンゲル監督は約9%の支持にとどまった。
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