本田圭佑【写真:Getty Images】
オーストラリア1部Aリーグが、日本代表MF本田圭佑の獲得に乗り出している。同リーグのトップであるグレッグ・オルーク氏のコメントを『ワールド・ゲーム』が伝えた。
ロシアワールドカップに臨む日本代表に選出された本田は、大会後のクラブが決まっていない。メキシコのパチューカとは契約を延長せず、本田本人は日本に戻らないことは明言しているが、新天地は決まっていない状況だ。
そこでオーストラリアサッカー連盟(FFA)は、本田をAリーグに招きたいと考えているという。
すでに本田側から1度は断られたというオルーク氏だが、「ほかのチームと契約するまで、我々は諦めないだろう」とコメント。「(本田は)選手として素晴らしいだけでなく、キャラクターも魅力的だ」と同氏は語り、「我々は人気選手を呼びたい。リーグにとってだけではなく、Aリーグにまだ関心がないオーストラリアの人々を引きつけたいと考えている」と、意図を明かした。
Aリーグではサラリーキャップ制を導入しているが、「マーキープレーヤー」という年俸制限なしで契約できる選手枠がある。元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロ氏などが過去にこの枠でAリーグにやってきた。
本田の獲得に興味を示すクラブはAリーグにいくつかあるとされている。オーストラリア行きの話は進むのだろうか。
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