アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシは同国が来月開幕するロシアワールドカップ(W杯)においてまだ優勝候補ではないとの見解を示した。
現地時間29日、アルゼンチンはブエノスアイレスでハイチ代表と国際親善試合を行った。試合はメッシのハットトリックの活躍もあり4-0で勝利した。
試合後メッシは「アルゼンチン代表は他の国からリスペクトを受けている。だが我々は現実を直視しなければならない。チームの完成度に関しては目指している場所からまだ遠いところにいる。今の段階で我々は優勝候補ではない」と現状を分析している。
また「常に言っているが、W杯で成功するためには個人の力だけではだめだ。現代のサッカーは複雑化しているから個人の重要度は以前に比べ低くなっている」とチームワークの重要性を強調したうえで「我々は素晴らしい選手がプレーしている。そしてそれがチームとしてゆっくり成長している」とコメントしている。
メッシの他にもFWゴンサロ・イグアインやMFハビエル・マスチェラーノなど多くのタレントを抱えるアルゼンチン。今後更なる連携が深まればメッシ自身4度目となるW杯で母国を3度目の優勝に導くチャンスも十分にあるかもしれない。
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