フットボールチャンネル

槙野智章がガーナ戦で勝ちたかった理由。完封負けも掴んだ手応え「ひとつの収穫」

text by 編集部 photo by Getty Images

槙野智章
日本代表の槙野智章【写真:Getty Images】

【日本 0-2 ガーナ キリンチャレンジカップ】

 日本代表は30日、キリンチャレンジカップでガーナ代表と対戦し0-2で敗れた。

 3バックの左ストッパーでフル出場をした槙野智章は、「ワールドカップ前の国内最終戦ということもありましたので、ここ最近のネガティブな雰囲気や結果を払拭するために何としても勝ちたかった」と振り返る。

 合宿から[3-4-2-1]にトライしてきた西野ジャパン。ガーナ戦は敗れたが、実戦を経て収穫や修正点を持ち帰ることもできただろう。

「前半と後半で少しアグレッシブにボールを奪いに行くシフトにチェンジした。より後半は後ろをマンツーマン気味にワイドの選手たちを押し込むことができたという意味では、かなりいい守備からいい攻撃というのは出せたと思います。ただ、それを本大会でレベルの高い相手にやるのか、もう少しチーム全体で共通意識をもつプランというのは大事になってくると思います」

 さらに、手応えについてこう語る。

「流れのなかであまりやられなかったというのと、ガーナ相手に、力のあるチームではありますけど、この短い時間のなかでよく、いいスライドのなかで守れた。そういう自信は吉田選手、長谷部選手と試合後に話して、手応えをつかんだところだと思っています」

 この日の失点は直接FKとPK。つまり、流れの中では危ないシーンをほとんど作らせなかった。その点についても槙野は「ひとつの収穫」と胸を張った。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

ハリル
ハリル氏「最悪の悪夢」。日本代表監督解任にショック隠せず
ヴァイッド・ハリルホジッチ日本代表前監督は27日、都内で記者会見を行った。
ハリル
ハリル氏、香川と本田に言及? W杯出場決めた豪州戦で出番なしに「2人の選手ががっかりしていた」
ロシアワールドカップ・アジア最終予選について語り始めたハリルホジッチ氏。オーストラリアに勝利し、本大会の出場権を獲得したハリルジャパン。この試合の後について同氏はこう話している。
ハリル
ハリル氏、槙野智章からのメッセージを明かす『JFAの決定に落胆』『コミュニケーションに問題なかった』
『選手たちとの信頼関係の薄れ』が解任の一因となったが、これについてハリルホジッチ氏は疑問を口にした。
ハリル
ハリルホジッチ解任記事まとめ
日本サッカー協会(JFA)は9日、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督解任を発表した。これを受け、報じられたハリル氏や選手の反応をまとめた。

 

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!