ハンブルガーSVの酒井高徳【写真:Getty Images】
ドイツのハンブルガーSV(HSV)は30日、同クラブ所属の日本代表DF酒井高徳が2020年まで契約を延長することが合意に達したとして発表を行った。
酒井は2015年にシュトゥットガルトからHSVに加入。2016年11月からはキャプテンを務めてきた。だがチームは2017/18シーズンを17位で終え、クラブ史上初となるブンデスリーガ2部降格を強いられることになった。
酒井は降格決定直後から、契約を延長してHSVの1部復帰に向けて戦う姿勢を示していた。トルコの強豪ベジクタシュからの関心なども報じられていたが、契約を2020年までの2年間延長することがクラブから正式に発表された。
「苦しい状況の中でも酒井は前進を続け、昨年と同じくキャプテンとしてピッチ上でチームを引っ張っていた」「2部から再出発するクラブへの忠誠心を示した」とクラブ公式サイトは酒井について述べている。
「中心選手の一人であるゴウトクがHSVにコミットする明確な姿勢を示し、責任を負ってくれることを我々は嬉しく思っている」とHSVのチームプランナーを務めるヨハネス・シュポルス氏はコメントしている。
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