ガーナに敗れた日本代表【写真:田中伸弥】
【日本 0-2 ガーナ キリンチャレンジカップ】
日本代表は30日にキリンチャレンジカップの試合でガーナ代表と対戦し、0-2で敗れる結果に終わった。ロシア・ワールドカップで対戦する各国のメディアも日本の敗戦について伝えている。
コロンビア『フットボル・レッド』は、ワールドカップ初戦の相手となる日本代表について「安心よりも疑問の方が多く残った」と厳しく論評。西野朗監督が導入してテストを行った3バックについては「ガーナのスピードある攻撃に対して脆かった」と述べている。
攻撃面に関しても「あまり効果的ではなかった」と手厳しい。6月19日に行われるコロンビア戦までには「様々な修正が必要になるだろう」と、日本の置かれた厳しい状況を強調している。
ガーナ代表はワールドカップ第2戦で対戦するセネガルを想定したと言える相手だった。だがアフリカメディア『アフリクフット』は「ガーナがセネガルに道を示した」と、逆に日本攻略のヒントを与えてしまう形になったという見方を示した。
しかし、ポーランド『プシェグロンド・スポルトヴィ』の見方は異なる。「彼らは敗れたが力を見せた。日本戦は簡単ではない」と警戒を強める様子を見せている。
「0-2の結果はピッチ上での戦いを反映したものではない。日本の攻撃は常に脅威であり、失点は個人のミスから生まれたものだった」「監督の望むプレーができていた時間もあった。結果は良くなかったが、悪い印象は与えなかった」とポーランド紙は日本の戦いぶりに好評価を与えている。
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