ガーナ代表のジェームズ・クウェシ・アッピアー監督【写真:Getty Images】
【日本 0-2 ガーナ キリンチャレンジカップ】
日本代表は30日にキリンチャレンジカップの試合でガーナ代表と対戦し、0-2で敗れる結果に終わった。
来月から開催されるロシア・ワールドカップを前に、国内での最後のテストマッチ。本大会の最終メンバー23人の発表を翌日に控えての試合だったが、ワールドカップに出場しないガーナに完敗する結果となってしまった。
ガーナ代表のジェームズ・クウェシ・アッピアー監督は試合後に、「今日の試合は難しかった。戦術的に厳しかった」とコメント。「後半は守りに入りすぎた。パフォーマンスが落ちてしまった」と、勝利を収めながらも完全には満足できない様子を見せた。
「日本が良くなかったとは思わない」と語るアッピアー監督。だが「日本はよくボールを持って攻撃していたが、少し守備が弱かった」「日本は良いチームだがフィニッシュが完璧ではない」と、西野ジャパンの攻守両面に問題点があったことも指摘した。
「ワールドカップに出るチームにとって、勝つことは重要ではない。今日負けておくことで、選手としても監督としても、ワールドカップで同じミスをしなくて済む」と、不安の露呈した日本代表を気遣うようなコメントも述べている。
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