日本代表の香川真司【写真:田中伸弥】
【日本 0-2 ガーナ キリンチャレンジカップ】
日本代表は30日、キリンチャレンジカップの試合でガーナ代表と対戦し、0-2で敗戦を喫した。
この試合でベンチスタートとなったMF香川真司は、後半開始から宇佐美に代わって2シャドーの一角として投入された。試合後、「まずは1点取ろうと入った」と語ったが、大きな見せ場もなく試合終了。
チームとしても、新体制から導入した3-4-2-1が機能せず不安を露呈。チャンスの場面でも決めきれず、「チームとしての課題が出た」と香川も振り返った。
ただ、香川本人は2月の負傷によって所属するドルトムントでも長期離脱を強いられ、5月12日に行われた最終節の15分間の出場でようやく復帰を果たしたという状況。
コンディションの不安から31日に発表される23人のメンバー入りが不安視される立場だったが、この試合で十分なアピールはできず。背番号10番を背負ってはいるものの、選出となればワールドカップ本大会に向けて不安要素の1つとなる。
本人は「チーム一丸でやるだけ」と前を向いたが、立場は厳しいものとなった。
【了】