日本代表の西野朗監督【写真:田中伸弥】
【日本 0-2 ガーナ キリンチャレンジカップ】
日本代表は30日にキリンチャレンジカップの試合でガーナ代表と対戦し、0-2で敗れる結果に終わった。
ロシア・ワールドカップの最終メンバー23人の発表を翌日の31日に控え、当落線上の選手たちにとっては最後のアピールの機会。だが新システムの3バックも機能せず、ワールドカップに向けて不安を残す形となった。
西野朗監督は試合後に、「結果はこういう形になった。トライはたくさんできたけれども、結果を出すことが大前提なので、それができなかったのは残念」と振り返った。
3バックについては、「時間とともに機能するところもあった。選手も入れ替えて、コンビネーションも確認しながらということだったが、時間帯では良かったところもあった」とコメント。「決定機も何本かあったが、ああいうところでリズムを取り切れない。序盤の入り方が難しい部分だった」と試合運びの問題点を挙げた。
23人のメンバー選考については「そういうところも含めて今日の試合を捉えていた。今日のゲームで確認できたところで決めたい」と、この日のプレーも考慮に入れた上で最終的な決断を下すという見通しを示した。
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