日本代表の西野朗監督【写真:Getty Images】
日本代表は30日にガーナ代表との国際親善試合を行う。西野朗監督は前日の29日に試合に向けた会見を行った。
4月に電撃解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ前監督に代わり、ロシア・ワールドカップで日本代表を率いることになった西野監督。前体制で用いられていた4バックから、新たなシステムとして3バックの採用を試みようとしている。
だが、最終ラインの人数は状況に応じて流動的に変化すると指揮官は主張している。「3バックを置いていますけれども、状況によっては4バックと同じような形で対応することもあるし、5バックのように対応しなければいけないこともある。色々なことで対応しなければいけない」と流動性を強調した。
「明日3バックだけで捉えてはほしくない。3バックをチームのベースで持つというわけではなく、色々な状況に対応するということを選手には要求しています。本来システムは、試合の中の状況に応じて変えていく。そういう感覚を選手たちに持ってほしい」
4バックも3バックも、現時点でどちらかをチームのベースとして固定するわけではないと西野監督は語る。「本大会に向けてベースになるかならないのかは、コロンビアをベースに考えたいと思います」とワールドカップ初戦を見据えている。
「コロンビアを想定して、4バックや3バック、どういう形の戦い方がベストなのか。今回こういう形をトライして、ベースになるかならないかもありますし、コロンビアに対して現実的な戦い方をどう捉えていくのかが、数のシステムになるのかと思います」
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