日本代表の西野朗監督【写真:Getty Images】
日本代表は30日にガーナ代表との国際親善試合を行う。西野朗監督は29日に試合に向けた会見を行った。
ガーナ戦に向けては27人の選手が招集されているが、ロシア・ワールドカップ本大会の最終登録メンバーは23人。ガーナ戦はメンバー決定前の最後のテストの機会となる。
だが西野監督はメンバー選考に関して「明日のゲームが全てではない」とコメント。「この段階である程度メンバーは自分の中では捉えています」と述べ、9日間行ってきたキャンプでの様子など他の要素も考慮に入れてメンバーを決定する考えを示した。
「ゲームから遠ざかっている選手や、怪我から復帰した選手もいます。チェックをしたい選手も最終的にいますので、そういう部分を加味した上で明後日決めたいと思います」
4月に急遽就任した西野監督にとっては初のメンバー選考。「期待していた選手たちが、期待を感じさせるような状態に日に日になってきている中で選考しなければならないので、苦しみというか、迷いは非常にあります」とその心情を語る。
「バランスもありますし、最終的に(ワールドカップ初戦の)19日にどのようなトップフォームを作ることができる選手なのか。明日をベストで戦った上で、最終的には翌朝に色々な状況を考えた中で決めなければならない」。ガーナ戦を終え、西野監督はどのような決断を下すことになるのだろうか。
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