GK、DF、WBは当確か
ガーナ代表戦翌日の31日、ロシアワールドカップに臨む日本代表メンバー23人が発表される。サッカー選手が夢見る大舞台に立つのは誰になるのだろうか。ポジション別に見ていきたい。新たな選手を追加招集する可能性もゼロではないが、ここでは国内合宿に参加している26人の中から予想していく。
まず、GKは現状のメンバーが濃厚。 右頬骨骨折、右眼窩底骨折でフェイスガードを着用してのプレーとなっている東口順昭だが、プレーを見ても状態は問題ない様子だ。
また、明治安田生命J1リーグ第15節・名古屋グランパス戦で負傷し、脳しんとう、頸椎捻挫と診断された中村航輔は、合流当初は別メニュー調整で経過を観察していたが、27日の公開練習ではGKトレーニングをこなしている。
そして、3大会連続でゴールマウスを守ることが期待される川島永嗣のコンディションも上々だ。GK陣は彼ら3人でロシアに乗り込むことになるだろう。
DF陣もほぼ確定と見られる。吉田麻也、槙野智章はヴァイッド・ハリルホジッチ前監督体制でも主力を務め、昌子源もそれに続いた。怪我など余程のことがない限り、彼らはロシアに向かうのではないか。3バックを採用するならリベロに入ると思われる長谷部誠も、不可欠な存在だ。
遠藤航は右サイドバックやボランチにも対応でき、植田直通は主力CBが起用できない状況になった場合に必要な人材である。
サイドでは長友佑都、酒井高徳、酒井宏樹は当確。いずれもウイングバックもこなし、長友と酒井高は左右でプレー可能だ。
守備陣のメンバーがこれで固まったと考えれば、中盤から前の選手が落選の対象となる。