ヴィッセル神戸に所属する韓国代表MFチョン・ウヨン【写真:Getty Images】
韓国代表は28日、ロシアワールドカップを前にした国際親善試合でホンジュラス代表に2-0の勝利を収めた。
セントラルMFとして先発フル出場を果たし、攻守にわたる活躍で韓国の勝利に貢献したMFチョン・ウヨンは、「今はまだ準備する段階だと思っているし、相手がどうかよりは、僕たちが今まで準備してきた組織で、失点しないで、自分たちのやりたいプレーをやろうとしました。攻撃的なところはうまくいっていたと思う」と語った。
一方、攻撃面の手応えがありつつも「ビルドアップとか、守備とか、いろいろな部分でしっかりビデオを見て分析しないといけない」とワールドカップ本番に向けて気を引き締めていた。
チョン・ウヨンは普段、Jリーグのヴィッセル神戸でプレーしている。同クラブには先日スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの加入が発表されたばかり。2人の共演はワールドカップ後ということになるが、「真のレジェンドだし、昔からバルサの試合を見ていたので、本当に楽しみです」と韓国代表としての活動を終えた後の対面に期待を寄せた。
韓国代表はこの後、6月1日にボスニア・ヘルツェゴビナ代表との国内で最後の強化試合をこなし、オーストリアに渡って、同7日にボリビア代表、同11日にセネガル代表とのテストマッチに挑む。そしてスウェーデン代表、メキシコ代表、ドイツ代表が待つワールドカップ本大会に乗り込む。
(取材・文:舩木渉)
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