デンマーク代表のニクラス・ベントナー【写真:Getty Images】
ノルウェー1部ローゼンボリに所属するデンマーク代表のFWニクラス・ベントナーが来月開幕するロシアワールドカップ(W杯)への出場が微妙になってきた。
現地時間27日に行われたSKブランとの試合に出場したベントナーは筋肉系統の怪我で途中交代しベンチでは涙を流していた。
なおノルウェー紙『ヴェルデンス・ガング』でクラブの医師は「通常ならこの種の怪我は完治まで2週間から3週間はかかる。時間的にW杯への出場は微妙だ」とコメントしている。
30歳のベントナーはアーセナル所属時には将来を嘱望されていたが伸び悩み所属クラブを転々とし今年3月からはローゼンボリでプレーしている。これまで10試合に出場し3ゴール1アシストの数字を残している。またデンマーク代表としては2006年からプレーしており昨年のW杯欧州予選プレーオフのアイルランド代表戦に出場し得点を挙げるなど79試合で30ゴールを決めている長身ストライカーだ。
2大会ぶり5度目のW杯出場となるデンマークは6月16日にペルー代表、21日にはオーストリア代表、そして26日にはフランス代表と予選グループを戦うことになっている。
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