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CL決勝で痛恨のミスをしたリバプール守護神に恩師は擁護。「本来最も冷静なGKだ」

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールのロリス・カリウス【写真:Getty Images】

 現地時間26日に行われたチャンピオンズリーグ決勝でリバプールはレアル・マドリーに1-3で敗れた。この試合で2度痛恨のミスをしたリバプールのGKロリス・カリウスに対しかつての恩師が擁護している。

 カリウスは0-0で迎えた51分に手に持っていたボールをサイドの選手に渡そうとした瞬間にFWベンゼマに触られ先制点を許す。また1点ビハインドの83分にはFWガレス・ベイルの強烈なミドルシュートをファンブルしボールはそのままゴールに吸い込まれてしまった。

 試合が終わった深夜に自身のツイッターでカリウスは「今もまだ眠る事が出来ない。失点の場面が頭の中でぐるぐると回っている」と苦しい胸の内を投稿している。

 そんなカリウスに対し独メディア『シュポルトアインス』でシャルケのマネージャーであるクリスティアン・ハイデル氏が「素晴らしいGKであるロリスにとって本当に気の毒だ」と同選手がマインツ時代に所属していた時にマネージャーを務め自ら獲得した選手を擁護している。

「彼は本来最も冷静なGKだ」と分析するハイデル氏は「1失点目は不運だった。2失点目は精神的な問題だと思う」とコメントしている。

 最後に「今回の事を彼は乗り越えなければならない。きっと彼ならそれが出来ると思う」と今回のミスがカリウス自身の今後のキャリアを成長させてくれる糧になる事を期待している。

【了】

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