リバプールのモハメド・サラー【写真:Getty Images】
独メディア『第2ドイツテレビ』でコメンテーターを務める元ドイツ代表のGKオリバー・カーン氏が涙を流しながらピッチを去る選手に苦言を呈している。
現地時間26日、チャンピオンズリーグ(CL)が行われレアル・マドリーはリバプールを3-1で下した。この試合で負傷退場で途中交代となったリバプールのFWモハメド・サラーとマドリーのDFダニエル・カルバハルに対しカーン氏は異議を唱えた。
両選手は涙を流しながらピッチを去っていった。試合後にカーン氏はその姿に対し「怪我をした選手はいつも泣いている。泣くのはロッカールームでするべきだ」と持論を展開した。
現役時代は“鋼鉄の男”としてゴールを守っていたカーン氏だが、実は彼自身もピッチ上で泣いているのだ。2002年のワールドカップで決勝まで進んでドイツ代表は自らのミスもありブラジル代表に0-2で敗れた。その際に当時プレーしていたカーン氏はゴールポストに寄りかかって泣いていたのである。
来月開幕するロシアワールドカップでは果たしてどのような選手の涙がピッチ上で見る事が出来るのだろうか。
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