レアル・マドリーのガレス・ベイル【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)決勝が現地時間26日に行われ、レアル・マドリーとリバプールが対戦。マドリーが3-1の勝利を収め、大会3連覇を飾った。
決勝でマドリー勝利の最大の立役者となったのは、2得点を挙げたウェールズ代表FWガレス・ベイルだった。先発メンバーからは外れ、交代出場ながらもチームの2点目と3点目を記録した。
1-1で迎えた61分に交代で投入されたベイルは、そのわずか3分後に勝ち越しゴールを記録。DFマルセロの左からのクロスに合わせ、見事なオーバーヘッドキックでゴールネットを揺らした。さらに84分、ベイルの放った無回転ミドルに対してGKロリス・カリウスがキャッチミスを犯し、ダメ押しの3点目となった。
ベイルの活躍はひとつの意味で大会の歴史に残るものとなった。前身のチャンピオンズカップ時代も含めて、決勝で交代出場から複数ゴールを記録した選手は初となる。過去の決勝では延べ21人の選手が2得点以上を挙げたが、いずれも先発で出場した選手だった。
ベイル個人としては2014年決勝での1ゴールと合わせて決勝で通算3ゴール。決勝で1試合2得点を記録した英国人選手は1968年のボビー・チャールトン(マンチェスター・ユナイテッド)以来2人目となった。
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