レアル・マドリーのダニ・カルバハル【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのスペイン代表DFダニエル・カルバハルは、チャンピオンズリーグ(CL)決勝で負傷したことにより、今夏のロシア・ワールドカップ出場が危ぶまれている。
マドリーは現地時間26日に行われたCL決勝でリバプールと対戦。3-1の勝利を収めて3連覇となる優勝を飾った。だが先発で出場したカルバハルは前半のうちに右足太腿を痛めた様子で、36分での途中交代を余儀なくされた。
交代時には涙を流しており、負傷が軽くはないことをうかがわせていた。検査の結果を待つ必要があるが、スペイン『アス』紙は1ヶ月前後の離脱になる可能性があるとの見方を示している。
ワールドカップに向けたスペイン代表メンバー23人に招集されているカルバハルだが、仮に1ヶ月の離脱だとすればグループステージの出場は不可能となる。フレン・ロペテギ監督はメンバーの入れ替えを決断するかもしれない。
『アス』は代役として招集される選手の候補として、セルジ・ロベルト(バルセロナ)、マルク・バルトラ(ベティス)、ヘスス・ナバス(セビージャ)、ロドリ(ビジャレアル)らの名前を挙げている。スペイン代表は35人の予備登録メンバーを公表してはおらず、どの選手が予備登録に含まれているかは定かではない。
カルバハルは2016年のCL決勝でも負傷のため涙を流して途中交代し、その後のEURO2016欠場を余儀なくされた。再び悲運に見舞われることになってしまうのだろうか。
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