長谷部誠【写真:Getty Images】
日本代表は25日、千葉県内で今月30日の国際親善試合・ガーナ戦に向けて練習を行った。
この日に合流した長谷部誠は「監督が代わりましたけど、とにかく前を向いて、そして新しいチャレンジということで、自分のやるべきことも多いと思う」と語った。そして、「ワクワクしている部分もあるし、逆にある意味自分にプレッシャーをかけてやらなきゃいけない部分もこの状況ではあると思う。ここに対する決意はすごく強いものがあります」と、覚悟を持って臨む意思を示した。
長谷部の目は、日本サッカー全体にも向けられた。
「ワールドカップで日本サッカー界の未来というのは大きく左右されると思うので、そこに対しての責任という部分はある」
今大会もキャプテンを任されることになったが、そうした立場に関係なく「自分のやるべきことは変わらない」とし、仲間たちに信頼を寄せる。
「このチームは経験ある選手たちが多くなってきているので、そういう選手たちがぐっと大きくまとまることで、若い選手たちも引っ張られてくると思う。自分だけじゃなくて経験ある選手たちがしっかりとまとまって引っ張っていくことが大事だと思います」
西野朗監督は3バックの導入も示唆した。フランクフルトでリベロも経験している長谷部は、「個人的には3枚でやっても4枚でやっても対応できると思います。あとは試合の中でメンバーを変えずに前、後ろと入れるようになればまた色々なオプションも増えると思います」と自信を見せる。
「ワールドカップまでに色々なことを試してやっていくと思うので、本当に1日1日が大切になると思います」
有意義な日々を過ごし、本大会を迎えたいところだ。
(取材・文:青木務)
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