カルロ・アンチェロッティ氏【写真:Getty Images】
ナポリの来季からの新監督に、バイエルン・ミュンヘンなどの元監督であるカルロ・アンチェロッティ氏が就任することが合意に達したとみられている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
マウリツィオ・サッリ監督に率いられてセリエAで2位の好成績を残したナポリだが、そのサッリ監督は今季限りで退任することが予想されている。アントニオ・コンテ監督に代わってチェルシーへ、あるいはイタリア代表監督に就任したロベルト・マンチーニ監督に代わってゼニト・サンクトペテルブルクへ行く可能性があるとも報じられている。
サッリ監督の後任として、アンチェロッティ氏の就任がすでに合意に達したと伝えられている。『ガゼッタ』によれば契約期間は2年間+オプション1年間、年俸は650万ユーロ(約8億3600万円)前後になるという。
23日にクラブ首脳との最終的な交渉が行われ、合意が得られたとみられている。正式発表は6月1日に行われる見通しとのことだ。
イタリア国内ではパルマやユベントスやミラン、欧州他国ではチェルシー、パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー、バイエルンとビッグクラブの監督を歴任し、数々のタイトルを獲得してきたアンチェロッティ氏。イタリアに復帰すれば2009年のミラン退任以来9年ぶりとなる。
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