ハノーファーへ移籍する浅野拓磨【写真:Getty Images】
ドイツ1部のハノーファーは23日、今季シュトゥットガルトでプレーしていた日本代表FW浅野拓磨を獲得することが決定したとして発表を行った。
保有権を持つアーセナルからの期限付き移籍の形での加入となる。レンタル期間は2019年6月30日までの1年間。
浅野はサンフレッチェ広島から2016年にアーセナルへ移籍することが決定し、その後シュトゥットガルトにレンタルされた。2016/17シーズンには2部に降格していたシュトゥットガルトで26試合に出場して4ゴールを記録し、1部復帰に貢献した。
2017/18シーズンも1部に昇格したシュトゥットガルトで引き続きプレーすることになったが、出場機会は減少。前半戦は交代出場を中心に15試合に出場して1ゴールを記録したが、1月に就任したタイフン・コルクト監督のもとでは全く出場機会を得られず、リーグ後半戦の出場はゼロに終わった。
「タクマは多彩な力を持った攻撃の選手で、スピードとアクションをピッチ上にもたらしてくれる。強いメンタルも持った選手だ。大きなポテンシャルを秘めており、ハノーファーで成長できると確信している」とアンドレ・ブライテンライター監督は浅野への期待を口にしている。
ハノーファーは2017/18シーズンのブンデスリーガを13位で終了。過去には酒井宏樹や清武弘嗣、山口蛍が在籍していたクラブでもある。
【了】