AFCチャンピオンズリーグ（ACL）準々決勝の組み合わせ抽選が23日にクアラルンプールで行われ、対戦カードが決定した。AFC（アジアサッカー連盟）公式サイトが伝えている。

　日本勢で唯一グループステージを突破した鹿島アントラーズは、ベスト16にあたる決勝トーナメント1回戦で中国の上海上港に勝利。クラブ史上初めてACL決勝トーナメントの最初のラウンドを突破することに成功した。

　抽選の結果、準々決勝の相手も同じ中国の天津権健に決まった。元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトやベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルなどの大物外国人を擁し、ACL初出場ながらも8強に進んでいる躍進著しいクラブだ。

　天津権健はグループステージでは柏レイソルなどを抑えて2位通過。決勝トーナメント1回戦の“中国対決”では、国内リーグ7連覇中の絶対王者・広州恒大を撃破する快挙を成し遂げた。

　東地区の準々決勝のもう1試合は、全北現代と水原三星による韓国勢対決。西地区ではイラン勢とカタール勢の対戦による2カードが組まれている。

　準々決勝の組み合わせは以下のとおり。鹿島は8月28日にホームで、9月18日にアウェイで試合を行う。

【ACL準々決勝組み合わせ】
エステグラル（イラン）　vs アル・サッド（カタール）
アル・ドゥハイル（カタール）　vs　ペルセポリス（イラン）
鹿島アントラーズ（日本）　vs　天津権健（中国）
全北現代（韓国）　vs　水原三星（韓国）

【了】