パリ・サンジェルマンのネイマール【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールは、レアル・マドリーへの移籍の可能性が盛んに噂されていたが、PSG残留を決意したとみられている。22日付スペイン紙『アス』が伝えた。
ネイマールは昨年夏に、サッカー界史上最高額となる2億2200万ユーロ(約291億円)でバルセロナからPSGへ移籍。だがその後、古巣の宿敵であるマドリーへ移籍する可能性があると報じられ続けてきた。
しかし、ネイマールの現在の契約には契約解除金は設定されておらず、PSGに売却の意志がないことから、他クラブへの移籍は実際には非常に困難だったとみられている。ネイマール自身も、トーマス・トゥヘル新監督と話し合いを行った上で、来季もPSGでプレーすると決意したとのことだ。
PSGはウナイ・エメリ監督が今季限りで退任し、元ボルシア・ドルトムント監督のトゥヘル氏が後任となることを先日発表。そのトゥヘル新監督との対話が、ネイマールが残留を決意する上で決定的な意味を持ったとみられている。
PSG加入1年目で公式戦30試合に出場し28ゴールを記録するなどの活躍を見せたネイマールだが、負傷のため最後の3ヶ月間は離脱を強いられた。来季もこのままPSGでプレーすることになるのだろうか。
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