ボルシア・ドルトムント新監督に就任するルシアン・ファブレ氏【写真:Getty Images】
ドイツ1部のボルシア・ドルトムントは22日、来季からの新監督にスイス人のルシアン・ファブレ氏の就任が決定したとして発表を行った。2020年6月30日までの2年契約となる。
ドルトムントを率いていたペーター・シュテーガー前監督は2017/18シーズン終了後に退任を発表。フランス1部のニースを率いていたファブレ氏の新監督就任が濃厚視されていた。
現在60歳のファブレ氏は母国スイスで監督キャリアをスタート。ヘルタ・ベルリンで約2年、ボルシア・メンヒェングラッドバッハで約4年半指揮を執ったことがあり、ブンデスリーガでの経験も豊富だ。ニースでは就任1年目の2016/17シーズンに3位の好成績を残し、今季は8位で終えていた。
「ボルシア・ドルトムントの指揮を執るのは非常に魅力的な仕事だ。私を信頼してくれた責任者に感謝したい。ドルトムントは欧州で最も興味深いクラブのひとつだ。ブンデスリーガ復帰を楽しみにしている」とファブレ氏はクラブ公式サイトでコメントしている。
ドルトムントは2017/18シーズンのブンデスリーガを3位で終え、来季チャンピオンズリーグの出場権を獲得している。シュテーガー前監督のもとで好調なプレーを見せたMF香川真司が新監督にどのように起用されるかも注目だ。
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