サウサンプトンの吉田麻也【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのサウサンプトン(愛称:セインツ)に所属する日本代表DF吉田麻也は、来季も引き続き同クラブでプレーすることになりそうだ。地元紙『デイリー・エコー』が見通しを伝えている。
吉田の去就に関しては、今月はじめ頃にかけて、サウジアラビアのアル・ヒラルへの移籍が合意したと一部で報じられたこともあった。だがその後、噂は本人の口から否定されていた。
21日付『デイリー・エコー』も、「吉田麻也の未来は決まった」として、サウジアラビアへ移籍することはなく来季もサウサンプトンに残留するとの見通しを伝えた。契約は2020年夏まで残しており、家族とともに英国での生活にも馴染んでいると述べられている。
地元紙から吉田への評価は高い。今季は最終節で辛うじて残留を決めるというチームにとって苦しいシーズンとなり、吉田自身にも負傷で離脱した時期があったが、「ポジション獲得に向けて戦いチャンスを活かすことができた」と評されている。
「メンバー内で古参選手のひとりであり、ここ最近のドレッシングルーム内で大きな影響力を持つ存在だった。間違いなく他の選手たちにとって模範」と、チーム内での吉田の重要性も強調。加入7年目となる来季もサウサンプトンの主力メンバーとして戦い続けることが期待されている。
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