ボルシア・ドルトムント時代のトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)の新指揮官に就任したトーマス・トゥヘル監督はバイエルン・ミュンヘンからのオファーを断った理由について言及している。独メディア『スカイ』が報じている。
トゥヘル監督は同メディアで「PSGに来ることが出来てとても幸せだ」と今月14日にPSGと2年契約で合意に達した事を喜んだ。
2015年にマインツからドルトムントに移籍したトゥヘル監督はドイツ杯(DFBポカール)優勝に導くもクラブ幹部との軋轢もあり2016/17シーズン終了後に退任した。今年3月にはバイエルンから来季の監督就任要請があったがそれを拒否していたと独紙『ビルト』が報じていた。
その件に関しトゥヘル監督は「私は外国でキャリアを積んでみたかった」と理由を語った。続けて「慣れない環境に自分を追い込んでみたかった。また外国で新しい事を経験してみたかったというものある」と成長するためにあえて厳しい状況に身を置くことを選択したようだ。
PSGはネイマールを始め各国のスターが集まる集団だ。その中で44歳のトゥヘル監督がチームをどのような手腕を発揮してくれるのだろうか。
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