アンドレア・ピルロ氏【写真:Getty Images】
かつてミランやユベントスで活躍し昨年に現役引退を表明した元イタリア代表のMFアンドレア・ピルロ氏の引退試合が現地時間21日に行われた。
ミラノのサンシーロスタジアムでホワイトスターズとブルースターズに分かれて行われた試合はフランチェスコ・トッティ氏やアンドリー・シェフチェンコ氏などピルロ氏の最後に相応しい豪華メンバーが集まった。
前半はホワイトスターズの一員としてプレーしたピルロ氏はフランク・ランパード氏やアレッサンドロ・デルピエロ氏、マヌエル・ルイ・コスタ氏らと共にプレーした。見せ場は32分、ゴール正面でFKのチャンスを得るとキッカーはピルロ氏、直接狙うかと思われたがフリーのビエリ氏に絶妙のパス、これを落ち着いて決めて最終戦でアシストを記録した。
後半はブルースターズのユニフォームを着てプレーしたピルロ氏。ゴールを挙げる事は出来なかったが終始和やかなムードで行われた試合は7-7の引き分けに終わった。
イタリアのブレシアでキャリアをスタートさせたピルロ氏はインテルを経て2001年にミランへ移籍を果たす。ミランで才能を開花させたピルロは400試合に出場しセリエA優勝2回チャンピオンズリーグ(CL)を2度制した。その後2011年にユベントスへ移籍しリーグ4連覇に貢献するなど不動の地位を築いた。またイタリア代表としても116試合に出場し2006年ドイツW杯では優勝も経験した。
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