アトレティコ・マドリーのフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ最終節となる第38節の試合が現地時間20日に行われ、アトレティコ・マドリーとエイバルが対戦。2-2のドローに終わった。
今季限りでの退団を表明しているアトレティコのFWフェルナンド・トーレスにとっては、この試合がラストマッチとなった。そのトーレスがアトレティコの2得点を記録する活躍を見せた。
エイバルが先制して1点ビハインドで迎えた42分、アトレティコの速攻からFWアンヘル・コレアがフリーで抜け出す。自らシュートを打つこともできる状況だったが、並走するトーレスにラストパスを送って1-1の同点ゴールに繋げた。
60分には再びトーレスが決めてアトレティコが逆転。FWジエゴ・コスタからのスルーパスを受けて抜け出し、GKも振り切って右足で流し込んだ。得点後にはゴール裏の看板を飛び越えてホームのサポーターたちと抱き合って祝い、イエローカードも受けてしまった。
直後に退場者を出したアトレティコはエイバルに追いつかれて勝利を逃したが、トーレスはラストマッチで見事2得点。リーガでは昨季最終節以来ちょうど1年ぶりの1試合2得点となった。
トーレスはアトレティコでのラストシーズンをリーグ戦27試合出場5得点で終了。通算ではクラブ歴代7位の公式戦404試合に出場し、歴代5位の129ゴールを記録した。
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