エイバルの乾貴士【写真:Getty Images】
エイバルのホセ・ルイス・メンディリバル監督は、同クラブに所属するMF乾貴士について、負傷によりロシア・ワールドカップ出場が不安視される状態であることを説明している。
エイバルは現地時間20日に今季リーガエスパニョーラ最終節のアトレティコ・マドリー戦を戦い、2-2のドローで終えた。だが乾は負傷のためこの試合を欠場し、チームを離れて日本へ帰国することになった。
スペイン『EFE通信』は、試合後に乾の負傷について説明したメンディリバル監督のコメントを伝えている。「水曜日の練習中に打撲を受けた。木曜日にも来て練習したが、最後の10分間は太腿の痛みで続けられなかった」と同監督は語る。
「その翌日の金曜日には検査をしに行って、筋肉の中に血腫ができているのが分かった。そこで日本行きのチケットを取って、日本代表のドクターに診てもらうことになった」
ワールドカップ出場に向け、不安を感じる状態であることも認めている。「はっきりとは分からないので、確かに不安もある。我々の検査では筋肉の中に非常に大きな血腫があった。ワールドカップ開始まで時間があるのも事実だが、代表監督次第でもあるだろう」
乾は30日に行われるガーナ代表との国際親善試合に向けた27人の代表メンバーに含まれている。ワールドカップ本大会に向かう23人の最終メンバーに選ばれるかどうか、負傷の影響も気になるところだ。
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