ゴールを喜ぶパトリック・クトローネ【写真:Getty Images】
【ミラン 5-1 フィオレンティーナ セリエA最終節】
現地時間20日に行われたセリエA最終節でミランはフィオレンティーナに5-1で勝利し、来季のヨーロッパリーグ出場を決めた。
7位アタランタと勝ち点1差の6位で最終節を迎えたミラン。どちらの順位でもヨーロッパリーグに出場できるが、7位になると予選からシーズンスタートとなるため、プレシーズンツアーや調整に影響が出る。前日会見でガットゥーゾ監督が「明日から次のシーズンは始まっている」と話したように、なんとか勝ちたい最終節だ。
しかし、出だしはホームの観客を落胆させた。20分、ボヌッチがボールを失って速攻を浴びると、キエーザのパスからシメオネに決められて先制を許す。
それでも、ミランはすぐに反応。23分、FKの名手チャルハノールが今季初となるFK弾を決めて1-1とすると、41分にはチャルハノールのクロスにクトローネが飛び込んで2-1とした。
後半に入るとミランがゴールラッシュ。49分にカリニッチ、59分にクトローネ、76分にボナベントゥーラとゴールを重ね、終わってみれば5-1。大差で勝利を収めて6位を死守している。
【得点者】
20分 0-1 シメオネ(フィオレンティーナ)
23分 1-1 チャルハノール(ミラン)
42分 2-1 クトローネ(ミラン)
49分 3-1 カリニッチ(ミラン)
59分 4-1 クトローネ(ミラン)
76分 5-1 ボナベントゥーラ(ミラン)
【了】