アトレティコ・マドリーのフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】
今季限りでアトレティコ・マドリーを退団する元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの移籍先は、プレミアリーグのニューカッスルとなる可能性もあるのだろうか。19日付スペイン紙『マルカ』が見通しを伝えている。
アトレティコ下部組織からトップチームへ昇格し、生え抜きのスター選手としてファンに愛されたトーレス。その後プレミアリーグやセリエAでのプレーを経て、2015年1月に古巣アトレティコに復帰した。
今季限りで再びアトレティコを退団することを表明しており、現地時間20日に行われるリーガエスパニョーラ最終節のエイバル戦が最後の試合となる。その後の去就は未定であり、一部では日本へ移籍する可能性があるとも報じられた。
ニューカッスルを率いるラファエル・ベニテス監督も、トーレスの獲得に関心のある様子を見せている。ベニテス監督はかつてリバプールとチェルシーでトーレスとともに仕事をし、「彼ほどトーレスのパフォーマンスを引き出した監督は他にいない」と評されている。
そのベニテス監督はトーレスについて、「(ニューカッスルに)来るのは難しいと思うが、我々が欲しくないということではない。彼はおそらく別のことを考えているのだろう。(獲得できるなら)魅力的なことではあるが、簡単だとは思わない」とコメントしている。現時点では具体的な話ではなさそうだが、移籍先の候補となることもあり得るのかもしれない。
【了】