WBAに所属するジョニー・エバンス【写真:Getty Images】
ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)に所属する30歳の北アイルランド代表DFジョニー・エバンス獲得に向けてレスター・シティが動いているようだ。18日に英紙『レスター・マーキュリー』が報じている。
2部にWBAが降格したことで、契約条項により300万ポンド(約4億5000万円)で他クラブに移籍することが可能となったエバンス。同紙によると、レスターはこの金額で、同選手の獲得に向けた交渉を行なっているという。ただ、代理人は手数料を含めた400万ポンド(約6億円)が望ましいと主張しており、300万ポンドか400万ポンドの、どちらになるかが争点となりそうだ。
とはいえ、移籍金が格安であることは間違いない。昨年夏にもレスターはエバンス獲得に向けて動いていた。最初に1000万ポンドのオファーを提示して拒否され、続いて2300万ポンドのオファーを提示したが再びWBAに拒否されている。当時に比べれば、必要な資金は格段に少なくなったと言えるだろう。
レスターは、エバンスの他にポルトガル1部のポルトに所属する24歳のポルトガル代表DFリカルド・ペレイラ獲得にも動いている。ペレイラに関してはメディカルチェックを開始しており移籍成立間近だ。これほどまで早く補強に動いている理由は、6月にロシアワールドカップが開催されるためで、本大会が始まるまでに交渉を成立させたいとレスターが考えているとのこと。
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