セリエA昇格を決めたパルマ【写真:Getty Images】
現地時間18日に行われたイタリア2部セリエB最終節で、パルマがセリエA昇格を決めた。
すでにエンポリの昇格が決まっていたセリエB。自動昇格となる2位争いは熾烈を極めていた。前節終了時点で2位だったフロジノーネが終了間際の失点でフォッジャと引き分け、パルマは敵地でスペツィアに勝利。この結果、順位が入れ替わってパルマがセリエA復帰を決めている。
かつてセリエAの強豪だったパルマは、2015年に破産して消滅。パルマ・カルチョ1913としてセリエD(4部)から再出発した。シーズンごとに昇格を続け、ついに1部に戻ってくることが決まっている。
元日本代表の中田英寿氏が所属したこともあるパルマ。同クラブから2001年にユベントスへ移籍したGKジャンルイジ・ブッフォンは、パルマ公式ツイッターにリツイートする形で「グランデ(偉大な)・パルマ」と、拍手の絵文字をつけてコメント。古巣のセリエA復帰を喜んでいる様子だ。
セリエBからセリエAに昇格できるのは3チーム。残り1チームは3位から8位のプレーオフで決定する。このプレーオフには、あと一歩で自動昇格を逃したフロジノーネのほか、パレルモ、ベネツィア、バーリ、チッタデッラ、ペルージャが参加する。
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