エイバルの乾貴士【写真:Getty Images】
スペイン1部のエイバルに所属する乾貴士は、来季は同じスペインのベティスへ移籍することが確実視されている。だが16日付のトルコ『フォトスポル』は、トルコのガラタサライが乾の獲得を試みる可能性があると伝えた。
乾は3シーズン所属したエイバルを今季限りで退団することを表明している。移籍先については本人は明言していないものの、スペインメディアではベティスへの移籍がすでに決定事項として扱われている。乾自身も同じスペイン1部のアスレティック・ビルバオへ移籍するチームメートに対し、SNSで「来年からはマッチアップする」とメッセージを送り、国内移籍を示唆していた。
だがトルコメディアでは、同国の強豪ガラタサライが乾の獲得を狙うとも報じられている。現在インテルからガラタサライにレンタルされているDF長友佑都とチームメートになる可能性もあるのだろうか。
ガラタサライは主力選手であるガリー・ロドリゲスをイングランドのプレミアリーグへ売却する可能性があり、その場合は移籍金として2000万ユーロ(約26億円)前後の収入が見込まれるという。この資金を用いて、長友をインテルからの完全移籍で獲得するとともに、2人の選手を補強するとの見通しが伝えられている。
長友の獲得に要することが見込まれる金額は300~400万ユーロ(約3億9000万~5億2000万円)とのこと。残りの金額では左サイドと「8番」の選手の補強が予想され、乾はその左サイドの補強候補のひとりだとされている。
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