本田圭佑は日本代表の西野朗監督と同じイベントに登壇したが…
日本代表を率いる西野朗監督が、16日に都内で「HUBLOT LOVES FOOTBALL Special Exhibition」のイベントに登壇し、間近に迫ったワールドカップに向けた選手選考などに言及した。
同じイベントには西野監督と入れ替わりでパチューカに所属するFW本田圭佑も登場していた。
13日に本田は東京ヴェルディの練習に参加していたことが明らかとなっていた。それとほぼ同時に、西野監督は明治安田生命J1リーグ第14節の浦和レッズ対サガン鳥栖を視察していたが、その際は本田について「いろいろ情報はもらっている。あまり個別には、いろいろなことに影響が出ると思うので」と言及を避けていたが、改めてコミュニケーションをとったのだろうか。
4月にヴァイッド・ハリルホジッチ前監督日本代表のを引き継いだばかりの指揮官は、16日のイベントの際に本田とのコミュニケーションは「全くなかった」と強調した。また「いまは選考段階で、ヨーロッパの視察は別にして、国内にいる選手に対しては(コミュニケーションを)しないことにしている」と、あえて選手個々との連絡を絶っていることも明らかにしている。
ハリルホジッチ体制では当落線上の選手だった本田は、西野ジャパンでどのような立場になるのだろうか。パチューカで自信を取り戻して帰国し、西野監督と別時間帯に心境を語った本田は、ロシアワールドカップを「集大成」と位置づけ、「出る以上は『優勝』と言ってきた。(過去と比較して)一番いい状態にある」と好調をアピールしていただけに、18日の日本代表メンバー発表に注目が集まる。
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