スポルティングCPに所属するバス・ドスト【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のスポルティングCPに所属する選手やスタッフが、衝撃的な事件に遭遇した。15日にポルトガルメディア『O JOGO』が報じている。
同メディアによると、現地時間21日に行われるタッサ・デ・ポルトガル決勝のアヴェス戦に向けて選手たちがトレーニングを行なっていたアルコシェテの練習場に、マスクを被って顔を隠したフーリガン約50人が侵入し選手やスタッフを襲撃。エースFWのバス・ドストなどが負傷する事態になったという。
襲撃した犯人の多くは、スポルティングCPの最も主要なサポーターグループである「ユベ・レオ」に所属するメンバーだったとのこと。チームが今季3位に終わり、リーグ優勝を逃したことに激怒し、今回の犯行に至ったのかもしれない。
この事件を受けてスポルティングCPは声明を発表。「スポルティングは今回の事件に対して強く非難する。選手やコーチ、スタッフに対する暴力行為、および破壊行為、スポーツを尊重しない犯罪行為は到底受け入れられるべきものではない」とコメントしている。
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