ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督【写真:Getty Images】
ドイツサッカー連盟(DFB)は15日、同国代表チームのヨアヒム・レーブ監督との契約を2022年まで延長したことを発表した。
以前の契約はEUROの開催される2020年までとなっていた。2年間の延長が決まったことで、4年後のカタール・ワールドカップまで指揮を執り続けることになる。アシスタントコーチのトーマス・シュナイダー氏、GKコーチのアンドレアス・ケプケ氏の契約も同様に延長された。
現在58歳のレーブ監督は、ユルゲン・クリンスマン前監督のアシスタントを経て、2006年に代表監督に就任。すでに2大会のワールドカップと3大会のEUROで指揮を執り、2014年ブラジル・ワールドカップでは優勝を成し遂げた。その他の大会でも全て準決勝以上に進出という安定した好成績を残している。
現在までにドイツ代表監督として160試合を戦い、通算成績は106勝30分け24敗。同国歴代最多の167試合で指揮を執ったゼップ・ヘルベルガー監督の記録まであと7試合と迫っており、ロシア・ワールドカップで勝ち進めば大会中に記録を塗り替えることになる。
レーブ監督は、今季限りでアーセナルを去るアーセン・ヴェンゲル監督の後任候補のひとりにも挙げられていた。だが契約延長によりその可能性は消滅したと言えそうだ。
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