バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
欧州各国リーグは一部を残して全日程を終了し、「欧州得点王」に贈られるゴールデンシュー争いも最終結果がほぼ見えてきた。バルセロナのFWリオネル・メッシの受賞が濃厚となった状況だ。
メッシは今季リーガエスパニョーラで34得点を記録。主要5リーグには係数「2.0倍」がかけられるため68ポイントを獲得している。13日に行われたレバンテ戦は欠場したためポイントを伸ばせなかったが、まだ最終節のレアル・ソシエダ戦を残している。
メッシを追っていたリバプールのFWモハメド・サラーは13日のプレミアリーグ最終節ブライトン戦で1ゴール。だが32得点(64ポイント)でシーズンを終え、メッシには届かなかった。最終節で2得点を加えたトッテナムのハリー・ケインも同様だ。
試合を残している選手でメッシに近いのはラツィオのFWチーロ・インモービレだが、その差は5得点。セリエA最終節のインテル戦で5点以上を取らない限りメッシの単独受賞を阻むことはできない。
メッシがこのままゴールデンシューを受賞したとすれば2年連続5回目。レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドを引き離して単独最多の受賞回数となる。
【欧州得点王争い、現在の得点ランキング】
1位 (バルセロナ)リオネル・メッシ、34得点(68ポイント)
2位 (リバプール)モハメド・サラー、32得点(64ポイント)
3位 (トッテナム)ハリー・ケイン、30得点(60ポイント)
4位 (バイエルン・ミュンヘン)ロベルト・レバンドフスキ、29得点(58ポイント)
4位 (ラツィオ)チーロ・インモービレ、29得点(58ポイント)
6位 (インテル)マウロ・イカルディ、28得点(56ポイント)
6位 (パリ・サンジェルマン)エディンソン・カバーニ、28得点(56ポイント)
8位 (レアル・マドリー)クリスティアーノ・ロナウド、25得点(50ポイント)
9位 (ベンフィカ)ジョナス、33得点(49.5ポイント)
10位 (バルセロナ)ルイス・スアレス、24得点(48ポイント)
【了】