ボルシア・ドルトムント【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントの元トルコ代表のMFヌリ・シャヒンが今季チームに様々な問題があった事を認めている。13日付けの独紙『WAZ』が報じている。
現地時間12日に行われるブンデスリーガ最終節でドルトムントはホッフェンハイムと対戦し1-3で敗戦した。この日の試合でフル出場を果たしたシャヒンは同紙のインタビューで「最低限の目標を達成できたことは嬉しく思う」と来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得出来た事にほっとしている様子だった。
一方で「シーズン前とシーズン中の監督交代、チームにとって大事な選手のストライキ、またリーグ前半戦はロッカールームで多くの問題を抱えていた。それらの結果グラウンドで良いパフォーマンスを見せる事が出来なかったね」とチームに問題があった事を公の場で認めた。
ピーター・ボス監督で迎えた今季だったが12月に成績不振で解任される。その後ペーター・シュテーガー監督が引き継ぐもヨーロッパリーグ(EL)ではベスト16で敗退し来季のCL出場権も得失点差で上回りぎりぎり得るなど不本意なシーズンとなった。
そんな中「一人一人が今季を振り返らなければならない。そして来季は本当の我々を見せる必要がある。もっと素晴らしいサッカーをしなければならないのだ」とチームリーダーは力強い言葉をサポーターに向かって発信している。
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