パチューカの本田圭佑【写真:Getty Images】
メキシコ1部のパチューカに所属する本田圭佑は、シーズン終了後に帰国し、J2の東京ヴェルディの練習に参加している。同クラブは『VERDY TV』でその練習の様子を紹介するとともに、本田の印象について語った若手選手のコメントを伝えた。
パチューカはメキシコ1部後期リーグのプレーオフ進出を逃したため、4月28日の時点でシーズンを終えた。ロシア・ワールドカップに出場する日本代表メンバー入りを目指してコンディションを維持したい本田は、先週から東京Vの練習に参加しているという。
19歳のMF渡辺皓太は、本田について「一人入るだけで練習が盛り上がる。本当に勝負にこだわってやっている」とコメント。「ボール回しでも普通にスライディングしたりとか、そういうのが違うなと。ミニゲームでもチーム全体を巻き込んで、絶対に勝つという雰囲気を作ってくれる」と本田の勝負への姿勢について印象を語った。
20歳のMF井上潮音は、本田の技術の中でもシュートに強い印象を受けた様子。「自分ではうまくないと言っていたけど、人よりうまいと思いましたし、やっぱり決めきるところで決められるというのはこういうとこなのかなと。ああいう選手がチームに一人いるだけで全然違うんだろうなと思います」と話している。
日本代表の西野朗監督は14日までにワールドカップの予備登録メンバー35人を決定し、今月31日に23人の最終メンバーを発表する予定となっている。本田は自身3度目のワールドカップ出場を果たすことができるだろうか。
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