日本代表の西野朗監督【写真:Getty Images】
13日に明治安田生命J1リーグ第14節の試合が埼玉スタジアムで行われ、浦和レッズとサガン鳥栖が対戦して0-0の引き分けに終わった。試合を視察に訪れていた日本代表の西野朗監督が取材に答えている。
今年夏に開催されるロシア・ワールドカップに向けては、国際サッカー連盟(FIFA)の規定により、各国代表チームはまず35人の予備登録メンバーを決定する必要がある。その後、本大会に臨む23人の正式メンバーが決定される。
5月14日が予備登録メンバーの選出期限となっており、日本と対戦するポーランド代表など、35人の名前を発表しているチームもある。だが西野監督は35人の発表は行わない方針を明らかにした。
期限を翌日に控えながらも、35人のメンバーは「ガッチリとは決まっていません」と西野監督。「スタッフで意見交換をしているところ。数人の選手の最終的なコンディションや、これから本戦に入っていく中でトップパフォーマンスが出せるかどうか、そういうチェックをしていきたい」と、期限直前まで各選手の状態を見極める考えだという。
しかし、「グループとしてのパフォーマンスを出すにはこの短期間ではなかなか難しい。基本的には今まで参加した選手たちがベースになる」とも述べ、ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督による招集経験のある選手たちが中心となることを示唆している。
23人の最終メンバー発表は、5月31日に国内で行われる見通し。「基本的にはそう考えている」と西野監督はメンバー発表のスケジュールについて見通しを示した。
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