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主将・酒井高徳、HSV2部降格に「正しい言葉が見つかりません」

text by 編集部 photo by Getty Images

酒井高徳
酒井高徳【写真:Getty Images】

 ハンブルガーSVは現地時間12日に行われたブンデスリーガ最終節で、クラブ史上初の2部降格が決まった。主将を務める酒井高徳のコメントが、リーグ公式サイトで紹介されている。

 ハンブルガーSVは最終節でボルシア・メンヒェングラッドバッハに2-1で勝利したが、他会場の結果、2部降格が決まってしまった。

 ここ6試合で4勝を挙げて残留に望みをつないでいただけに、それ以前の結果が悔やまれるところだ。

 酒井は「何て言えばいいのか、正しい言葉が見つかりません。とても悲しい日になってしまいました。ファン、選手、コーチ陣、クラブに属する全ての人たちにとって、辛いです」とコメント。「残留できなくてファンに申し訳ないです」とも語っている。

 ただ、終盤戦のパフォーマンスは次につながると信じている様子だ。酒井は「ここ数週間の安定したプレーは来季に向けての大きな成長だと思うし、また一からやり直したいと思います」、「一時はどん底で、壊滅的な中、少しは巻き返すことができ、数試合は勝利することができました。最後の最後まで戦い、諦めなかった」と話し、「ここ数週間の試合後にファンが見せたくれた態度はとても素晴らしく、僕たちに力を与えてくれたし、だからこそ今日、勝ち点3を獲ることができました」とサポーターに感謝している。

 酒井はクラブとともに、1部復帰を目指すと宣言した。「一気に全てを取り戻すのではなく、先程言ったように一からやり直します。それがチームにとって重要だと思います。ここ数週間は安定した戦いができましたが、このようにやっていけば最短で目標を達成できると思っています」。

 ハンブルガーSVは、クリスティアン・ティッツ監督との契約延長が決定的と報じられている。終盤戦の戦いぶりをベースに「最短」で1部復帰を果たすことができるだろうか。

【了】

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